空調服って結構良いですよ。
話題の空調服を買ってみました。
気温34度快晴の中をバイクで走ってみましたが、なかなか快適です。
服自体はごくふつうのブルゾンですが、背中にファンユニットを取り付ける穴が空いており、コードがポケットの中のバッテリーユニットに繋がるようになってます。
首筋に空気の通り道が確保されていて、背中から取り込んだエアが首筋を抜けていきます。
スイッチオンでジャケット全体が膨らんで風が通り抜けていくのが実感できます。
コレはなかなか良いですよ。
バイクだとプロテクターを着る必要があるので、1サイズ大きめを買いましょう。普段Mサイズの筆者はLサイズを使用しています。
長袖の機能性アンダーの上にモトクロス用のチェストプロテクターとエルボーガードを着けて、首には何か薄いタオル的なものを巻きましょう。
地肌とジャケットが貼り付くと不快ですし、走行風でジャケットが潰れてる時に風の通りが悪くなるのを防げます。
渋滞などで停車すると、風で冷やされてない部分が熱を蓄積していくのが分かりますが、ジャケットの内側は常に風が流れて汗が蒸発して冷やされていくのを実感できます。
エアコンじゃなくあくまで「冷却効率の良い扇風機」なので、暑いっちゃ暑いんですが、熱が溜まっちゃってどうにもならなくなる感じは避けられる。
80キロぐらいの常用速度域なら快適です。
それ以上の速度域だと、膨らんだジャケットの風の抵抗がちょっとうざったいかも。
なので高速をぶっ飛ばす系の人にはたぶん向かないでしょうね。筆者のように遅いトレールバイクでウロウロする人や町乗りには効果高いと思います。
気温30度以上なら、間違い無く空調服が良いですね。それ以下の時は、メッシュジャケットで充分かな。
空調服も随分一般的な存在になって、いかにも作業服然としたデザインだけでなく、ライディングジャケットと見た目がほとんど変わらないのも出てきました。
空調服は一揃い2万円弱ぐらい。安くはないですが、効果はかなりアリですよ。
汗がかいたそばから乾いていくので、喉が渇きます。水分多めに持って出かけましょう。
